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Image of this car is like a dazzling sunset red. . .Our New Project '65 Mustang GT!
さて、エンジンがようやく搭載された’65Mustang"Sunset Red Pony"ですが、実際のところは、Mustang独特の狭いエンジンルームがすんなりとエンジンを積ませてはくれず、数回積んでは降ろし。。。積んでは降ろし。。。汗
いろんなところのクリアランスが非常にタイトであり、各パーツや配管の取り回しなどをキッチリと計算して積み込まないと部品と部品が干渉しあったり、熱の影響を受けたりと、トラブルすら引き起こしかねません。。。
 
 
 
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特に問題は、脱着できないフレームの一部でもあるフェンダーハウス。。。
左右ともココにへダースが干渉してしまって、初めはエンジンすら載らない状態でした。
せっかくのステンレスへダースを凹ませて、みすみす排気効率を下げてしまうのも嫌なので、フェンダーハウス
自体を少し凹ませることにします。エンジンを積んだままでは加工できないので、何度も降ろしては積んで、へダースを仮付けし、クリアランスを確認しながら、ガスで熱をじわじわと加えて加工していきます。
もちろん、ガスで焙ったところは、再度仕上げて塗装しておきました。
 
 
 
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エンジンを降ろしている間にヒーターラインを製作しておきます。
オルタネーターの下を潜り抜けさせて、目立たせないように作っておきます。プラグコードなども同時に製作。
今回、市販のワイヤーセパレーターも事前に用意していたのですが、取り付けてみるとなんだかこのレーシーな
COBRAバルブカバーには似合わない。。。そこで、クランプを一段底上げするためのブッシュを自作し、レーシーかつシンプルに配線クランプでプラグコードをまとめてみました。このレーシーさ分かっていただけますか??
 
 
 
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そしてオルタネーター。。。御馴染みPOWER MASTERの大容量タイプを使います。
元々はとっても綺麗なポリッシュタイプですが、あえてこれをブラシュドフィニッシュで仕上げます!!
 
 
 
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ポリッシュドウォーターネックも同じくわざわざブラシュドフィニッシュを施します。
時にはポリッシュのピカピカ感もカッコ良いのですが、モダンな仕様ながらもノスタルジック感も残して仕上げたいので、鈍い光沢の金属質が表現できるように細かく手を加えていきます。ようは金属フェチの変態が成せる技ってとこでしょうか?(笑)
 
 
 
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続いてフューエルライン。。。
燃料ポンプやキャブレターを一度仮付けし、無理なく邪魔にならないフューエルラインを製作します。
エンジンは289マイルドパフォーマンスということで、今回はHolleyの600cfmをチョイスしました。
 
 
 
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そして再びエンジンを積み込みましたが、事前に車体外から中に出していたヒーターラインの位置に、先ほど製作したヒーターラインとがまるで計ったかのようにドンぴしゃり!!!ってまぁ、たとえ目分量とはいえ事前に位置を計算してはいましたが、ここまでピッタリくると自分を褒めたくなります。(笑) おかげで理想のラインが完成いたしました!
 
 
 
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そして、今回の目玉!!ワンオフパーツたち。。。エアークリーナーとショックタワーストラットバー。
エンジンルームのイメージをガラッと変えてしまう重要なパーツたち。。。"気に入ったものがなければ造ってしまえ!"っていうのが自分達の流儀。 今回もイメージどうりの素晴らしいワンオフパーツの仕上がりに自己満足しております。(笑) このへんの話はまた次回ということで。
 
 
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