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'69 Camaro "Blue Bullet" Restart the project for the first time in 10 years...
 
10年ぶりのプロジェクト再始動!’69 Camaro ”Blue Bullet"ですが、途中の予期せぬ作業上のトラブルなどもあり、予想していた以上に作業は難航しつつも、今年も12/2にパシフィコ横浜にて開催された"21th YOKOHAMA HOTROD CUSTOM SHOW "までには何とか完成し、そして無事出展。。。
 
そしてなんと今年も”Best American Car Award"を受賞するという、何とも劇的で出来過ぎとも言える結果となった’69 Camaro "Blue Bullet"プロジェクトですが、製作工程をすべて紹介する事はできませんが、あと数回にまとめて完成までをレポートして行きたいと思います!!
 
 
 
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4150HP 750cfmキャブレター 元々この車輌には、750cfmダブルポンパーが取り付けられていましたが、
今回は新たにこちらの4150HPというよりレーシングなタイプに変更です。通常の750タイプだと、セカンダリー側
にはパワーバルブという加速時に追加燃料をエンジンに送るパーツが無くて、細かくセッティングが出来ないのですが、こちらのHPタイプだと、383の排気量に合わせてパワーバルブで追加燃料を送ることができるのでセッティングの幅が広がります。
 
 
 
 
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キャブの取り付けに際して、スロットルリンケージやリターンスプリングにも気を使います。
リンケージロッドはピロボールタイプを製作しました。これによりアクセルの動きがとてもスムーズになります。
 
 
 
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以前この車輌を製作した際に、一度取り付けていたオイルクーラーですが、ブラケットなどもステンレスパイプなどを使用して一から製作。。。そして、今回新たに使用するホースフィッティングの色に合わせて、オイルクーラーも再塗装しました。少しゴールド掛ったつや消しの色がなんともクラシックでレーシーな印象になり、とても良い雰囲気になりました。
 
 
 
 
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バルクヘッド部のヒーターケースやヒーターブロアーなども取り払い、デリートパネルを製作。。。配線関係はすべてやり直すので一度全部取り払います。。。パネルをボルトで一度仮留めして、取り付け位置を決めてから、再度リベットで留め直します。この際、雨が室内に入らぬよう、シーリングにも気を使います。
 
 
 
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A/Tクーラーのラインを新たに製作。。。へダースからの熱から避けるためにフレームを這わして製作します。
ZZ383の425HPの熱量を考えると、事前に施しておかなければならない対策です。
 
 
 
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ショックはKYBからKONIに4本とも交換です!こちらはKONIの中でもSPA-1というDrag専用のショックです。
Drag stripを走行する際に、リアタイヤに十分なトラクションが掛るように調整してからセットします!KONIは最近ロゴのデザインが変わってしまって個人的にはとても残念なのですが、こちらはウチの店に取り置きしておいたストックなので、カッコいい旧ロゴ入りです!
 
 
 
 
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 元々のノーマルアッパーアームのままでは、径が太くなったDoug’sへダースにアームが干渉してしまうので
アッパーアームも軽量かつ高強度のチューブラータイプに変更します。
 
 
 
 
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 MOROSOのDragスプリングもセットし、足回りは完成しました。リアはオリジナルのモノリーフにトラクションバー
というオーソドックスな組み合わせですが、Koniのショックを組み合わせた事により、今まで以上のトラクション
コントロールが可能になるでしょう。。。
 
さて、ようやく完成も近づいてきた当プロジェクト。
次回はブレーキ周りと細かい部分の仕上げ作業の一部を紹介したいと思います!
 
 
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