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ずいぶんと久しぶりになってしまいました`64Chevelleプロジェクトシリーズ。。。

前回がいつだったか忘れてしまうぐらいでしたが、エンジンを無事搭載し、今回はワンオフエキゾースト

製作の模様を一部省略して簡単にお伝えします。

今回活躍する溶接機です。レトロな車に合わせてか?、年季の入った半自動溶接機とガス溶接機です。

使い慣れているので、これが一番です。



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ここでいきなり問題が!!

へダースを取り付けたまでは良かったのですが、へダースのフランジ部以降ががミッションメンバーにま

ともに当たってしまうという状態でした。。。なるべくスムーズな排気の流れにしたいので、ミッション

メンバーを一部カットして、逃げのガセット加工を左右の2箇所施します。



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パイプを仮付けしながら繋いでいき、メンバーをかわして行きます。



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そして中間にX-パイプを用いて更に繋いで形にしていきます。

さて、このX-パイプなんですが、左右の排気の流れを互いに引き合わすイコライザー的な役目で

ベンチュリ効果で排気の流速も速くなります。ようするに、低、中速回転域では、トルクがアップして

高回転では抜けを妨げないというもので、ストリートカーには是非オススメな手法です。

抜けすぎなマフラーは音ばっかりでかくて、ストリートでは全然楽しめませんからね。。。



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全体の仮付けができて形になったら、もう一度取り外して今度はガス溶接で一箇所ずつ丁寧に溶接し、

耐熱ペイントで塗装します。マフラーは御馴染みフローマスター。



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そして再び取り付けて。。。。ハイ完成!!

と、まあ簡単に説明いたしましたが、実際の作業はそう簡単ではありません。。。

マフラーって車を後ろから引いた位置から見たときに、左右で高さが違ったり、歪んでいたりすると

かっこ悪いもんですからね。。。角度、高さなど、左右対称に後ろまで持ってくるのが基本です!



さて、ゆ~っくりお伝えしているこのプロジェクトもゴールが近づいてきました!

さて次回はいつかな?(笑)では、お楽しみに!