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久しぶりのこのコーナー!以前に行なったHOTなPROJECTの模様を数回に分けてご紹介して行きます!

以前にこのコーナーで紹介すると告知していた1/4mileをシェイクダウンにして見事12秒台をマークし

た‘64Chevelleの登場です!

現在は完成後、無事エンジン、駆動系の慣らしも終了し、DRAG STRIPにて足回りやスタート方法などを

テストしながら、マシンを煮詰めている真っ最中です!

つい先日もスリックタイヤを新調し、さっそくテスト走行に同行してきました!

まだまだテスト中ということもあり、タイムよりもデータ収集目的で同行していましたので、記録はさほ

ど意識していませんでしたが、結果的にはなんと12秒3台を2連発!!

まだ、数えるほどしか走っていない上に、なんとオーナー兼ドライバーは、前回のテストが初ドラッグ

体験!!その上、軽量化は一切無しのオールストックボディーという重量的ハンディーと、エンジンも

スモールブロックで355cu-inという排気量から考えても、かなりの優秀なタイムだと思います。

ドライバーの飲み込みの早い運転技術はもちろんのこと、何よりこのマシンのポテンシャルを物語ってい

る結果ではないでしょうか?これからのタイムアップが楽しみです。

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すべては、このエンジンから始まりました。。。

元々はオーバルレーシングに使われていたスモールブロックレーシングエンジンで、オイリングはドライ

サンプ式の8000回転仕様!オーナーさんがこのレーシングスペックエンジンを手に入れたのがすべての始

まりでした。そして、このエンジンを使って普通に街乗りができて、ドラッグレースできる。。。そんな

マシンは造れないかというリクエストでスタートしたのです。

組み合わされるベース車両にオーナーさんが選んだのが、この‘64Chevelleで、外観はお世辞にも綺麗と

呼び難い固体でしたが、まるで紫外線焼けでもしたかのようなボディの赤錆が、湿度の多い日本で起きた

錆の種類とは全く違う、なんとも言えないRatな良い雰囲気が出ていたので、そのLooksを生かした

ストリートカーで、街乗りからレースまで楽しめるマシンを造ろう!と、PROJECTはスタートしました。

最終的には、ストリートでガンガン使えてドラッグでは11秒台が出せるマシンを目指します。

ただこのエンジンをストリートで使うとなると、大幅な仕様変更、それもストリートに合わせたデ・チュ

-ンを施していかなければ行きません。。。デ・チューンと言っても、目指すは11秒台!

パワーもあまり下げるわけにはいきません!高回転のみで使用されていた、言わばピーキーと呼べるレー

シングエンジンを、信号待ちから街の軽い渋滞までこなせるように、アイドリングから高回転までワイド

レンジなストリートエンジンへと、ガラリと生まれ変わらせなければいけません。。。

まずはそのあたりが最初のハードルとなるでしょう。。。その辺の詳しい話は次回にでも。