久しぶりのHOT PROJECTレポート!!

今現在、元気に走りまわっている‘69カマロの過去に行った作業を振り返り、何度かに分けてお伝え
しているわけですが、今回はデフ&足回りの仕様についてです。


イメージ 1
フロントのアッパーアーム&ロア・アームです。
ENERGY SUSPENSIONのfullウレタンブッシュに入れ替えましたが、元のノーマルブッシュのスリーブが
ガスであぶらないと外れないほど腐りに腐って錆び付いていて、外すのに苦労しました。。。(汗)
もちろん、アームはブラスト&ペイントで仕上げてます。
ショックアブソーバーは、KYBのガスダンパー×4本ですが、通常街乗りするには、KYBでも
十分です。 ただ、寿命は短いので、安価な分交換サイクルも早いと考えたほうがいいですね。



イメージ 2
そしてブレーキは、オリジナルのキャリパーをオーバーホールして使用することにし、リアのドラムも
ホイールシリンダー&ライニングを新品に交換しました!
写真の、パワーブレーキブースターは、SSBCの7インチに交換です。
ブレーキホースは定番のEARL`Sのステンメッシュです!




イメージ 3
デフケースは、オリジナルのGM8.5-10ボルトです。
それに組み合わされるデフはAuburn GearのLSDで、ファイナルギアはリッチモンド製で、
ファイナルレシオは3.7:1です!
デフ・ホーシングを強化コンプリートのものに載せかえることも考えましたが、ストリート使用を
大前提に考えているために、オリジナルの素材を生かし、そして強化するという方法を選びました。

少し前ならフォード9に積み替えるのが、人気のあった手法ですが、この手のナンバー付きストリート
車には、少々オーバークウォリティーなのかも知れませんね。。。
アメリカのような1000馬力エンジンなんかを載せた、PROストリートなら話は別ですが。。。



オリジナルの素材で生かせるものは生かし、そして改良の余地のあるものは、しっかり手を加える。
ストリートにこだわればこだわるほど、そんな地味な作業の積み重ねと、トータル的なバランスが
重要となるわけですね。

速くて快適。。。それは最も贅沢で、奥の深い楽しみ方であると同時に、いつの時代にも求められる
マッスルカーの本来あるべき姿なのかも知れません。。。